「ぇええええええええええええ!!
優香、ほんとに告白したの?!」

「ちょ、梓!声でかいよ!ってか告白じゃないけどね。ラブレターを手渡ししただけ。」

「いやぁ。ごめんごめん。手渡ししたの?!すごいじゃん!!なに?教室まで行って渡したかんじ?」

「そうだよ。手渡しのほうがいいじゃん?
私、頑張ったよね・・・・・・。手紙にメルアド書いといたけどメールくれるかなぁ・・・。」

「大丈夫だって!田坂先輩、優しいじゃん!きっとメールくれるよ!」

「そうかな・・・。すごく不安だよ。だって1度も話したことないし・・・私が勝手に先輩のこと見てただけだから。知らない人からの手紙なんていやだよね・・・。」

「優香・・・。大丈夫だよ。きっとくるよ。田坂先輩のこと信じよ!ね?」

「そうだね・・・。」

私、岡本優香は会話をきいての通り高校3年生の田坂尚希先輩のことが好き。
まぁ、一目惚れなんですけどね。

そして、私の相談にのっているのが望月梓。いつもうるさいヤツ。まぁ、私もなんだけども(笑)ちなみに彼氏はいない。