私、逆高校デビューします!


だったら、



「逆高校デビューだね!」



「そういうことじゃ、ありませんよ〜!」



あ、やばい。もう8時だっ!いくら近いとはいえ、さすがに初日から遅刻はまずいよね。



「じゃあ、笹本!行ってくるね〜!」


と、ハンカチで涙を拭いている笹本を置いて、部屋を出る。



「お、お嬢様!お送り致します!」



その途端、ズラーっと私の前にたくさんの人が並ぶ。



中学のときは毎日見て光景だけど、それも今日で最後だ。


そう思うと少し悲しいかも、なんてね。