「目もクリクリしてたしパジャマがかわいいクマさん柄で……その他いろいろかわいいし!!しかも自分のことゆうちゃんって、言うか!」
突然の桐原くんの人差し指が私の唇にスッと触れる。
「桐原、くん……?」
突然の行動に心臓がビクッと飛び上がる。
そんな姿もよくお似合いで……とかなり場違いなことを考える私。
人差し指が離れて、桐原くんは腕を組む。
そして私を冷たい目で睨んでくる。
やばい……怒らせた?
「はあー。お前はもうちょっと黙れないの?余計なこと言うな」
桐原くんからのお叱りのお言葉。
うう、やっぱり怒ってる。
私が、女の子と間違えたりしたから……
「はい……すみません」
もう謝っても遅いかな……
せっかくありがとうって言えたのに。
せっかく穏やかな、いい雰囲気だったのに。
自分の言葉を後悔しながら私はしょんぼりと下を向く。


