私、逆高校デビューします!

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舞桜side


「それで、俺はいっきから西園寺伝いにお前が日曜に見合いするって聞いた。
だから今日は絶対家にいると思って話をしにきた。

親父に頼み込んだらブツブツ言いながら権力行使して滝川家まで入って来れた。

親父って人情に弱いみたいでさ、見合いは嫌いなんだとか。俺には昔から本気で好きになった人と結婚しろって。


まあ、昔あんなことがあったってのは初めて聞いたけど。

あとは大体お前の知ってる通り」



長い、長い桐原くんの話が終わる。

内容は、ほとんど知ってるもののはずなのに驚いて言葉が出ない。


私が、桐原くんの初恋?

あれから7年も経ってるのに、ずっと好きでいてくれたの?ずっと探してくれたの?


初めて知る桐原くんの気持ちに、嬉しくて胸がいっぱいで涙が出そうになる。