まあ、そりゃそうだよね。才色兼備のお嬢様がぶりっ子ブサイクに話しかけてるんだもん。 「もうちょっとだけ、残りたい……ちょっと楽しそうな展開だから」 チラッと桐原くんの方をみて のんにしか聞こえないような声の音量で話す。 のんは察しがいいから、 「確かに、舞桜が好きそうなことになってるわね。」 すぐに理解してくれる。 「まあ、私もこの後予定ないし楽しそうだからちょっと観ていこうかしら」 のんは何気に楽しそうに言いながら、私の隣の机に寄りかかる。