私、逆高校デビューします!



確かめたかった。


目の前で無防備な笑顔を見せる彼女は、滝川舞桜で、滝桜で、7年前の彼女なのか。


どうしても確かめたくて、

「キス、してみる?」

そんな言葉を口にする。

少しの沈黙。そして、


「してみる?」


見上げる彼女から発せられた言葉を合図に


俺は彼女を引き寄せて、キスを落とす。


こいつ俺に惚れてんのか?なんて思いながら触れた唇は、


全く同じだった。

柔らかくて控えめで、優しくて。

1度目のキスを思い出さずにはいられない。


疑惑が確証に変わる。


滝桜は、滝川だ。そして、7年前の彼女だ。


間違いない。

今度こそ、見つけた。