私、逆高校デビューします!



ここにいる全員、私の味方だ。

だから、大丈夫だ。

みんなに、ありがとうって伝えたい。

気づかせてくれて、認めてくれて、許してくれて、聞いてくれて、話してくれて

いっぱいいっぱいありがとうって。

私はもう言い訳、しない。


大きく息を吸い込む。


「私、は……桐原くんが、好きです」


初めて相手に伝えた言葉。
自分でもびっくりするくらい、すんなりと口から溢れ出す。


「家族の好きや友達の好きとは違う、結婚したい好き、だよ。

たくさん、たくさんひどいこと、言ってごめんなさい……無視したり避けたりして、ごめんなさい。

今さらこんなこと言って都合がよすぎるなんてわかってるよ。

でも、桐原くんのそばにいたい、隣で笑ってて欲しい。本当は、ずっと言いたかったの。

私は、桐原くんが好き」


ああもう、言ってたら泣きそうになってきた。

顔を見られないように下を向く。