ここにいる全員、私の味方だ。
だから、大丈夫だ。
みんなに、ありがとうって伝えたい。
気づかせてくれて、認めてくれて、許してくれて、聞いてくれて、話してくれて
いっぱいいっぱいありがとうって。
私はもう言い訳、しない。
大きく息を吸い込む。
「私、は……桐原くんが、好きです」
初めて相手に伝えた言葉。
自分でもびっくりするくらい、すんなりと口から溢れ出す。
「家族の好きや友達の好きとは違う、結婚したい好き、だよ。
たくさん、たくさんひどいこと、言ってごめんなさい……無視したり避けたりして、ごめんなさい。
今さらこんなこと言って都合がよすぎるなんてわかってるよ。
でも、桐原くんのそばにいたい、隣で笑ってて欲しい。本当は、ずっと言いたかったの。
私は、桐原くんが好き」
ああもう、言ってたら泣きそうになってきた。
顔を見られないように下を向く。


