私、逆高校デビューします!



縛るものは、なにもない?

その言葉に私の心臓がドクドクと音を立てる。

私が自由の身ってことだ。

自分の思うとおりに動いていいってことだ。

それは嬉しいはずなのに、どこか自分の中で胸にストンとは落ちてこない。


私は、これからどうするの?

私、は……私は何がしたいの?


「迷える舞桜ちゃんにここで質問!」


私が何も言えないでいると、笑顔の康明さんに一つの質問を投げかけられる。


「駆け落ち紛いなことした2人が創立して一代目で、どうしてT.GWはこんなに大きな企業になったでしょう?」


康明さんがこんな質問をする意図はよくわからない。