私、逆高校デビューします!


新しい関係を、作る?


その言葉にドキドキして鼓動が早まる。


「別に舞桜ちゃんが優雅と結婚したって、誠一や智ちゃんとの関係が消えるわけじゃない。

舞桜ちゃんの関係が増えるだけだ。どんどん追加されていくんだよ。

誠一だって舞桜ちゃんが裏切ってるだなんて思ってない。だろ、誠一?」


康明さんがお父様に同意を求めると、お父様は深く頷く。


「舞桜はどうしてそんなに人の気持ちばかり考えるんだ?優しさ通り越して考えすぎだぞ。

少しは自分のために行動したらどうだ?もっと自分の行動に自信をもて。
誰も、お前を責めたりしないんだから。

それに舞桜が康明の会社に嫁ぐなら安心して任せられるってもんだ」


お父様が、お母様が私を優しい瞳で包む。

私は俯く。

お父様、自分の行動に自信を持つ、だなんてそんな怖いこといわないで。

私はどうしていいか、わからない。