溢れる想い。初めて口にした好きの言葉。
ごめん、なさい。今となってはもう、何に謝っているのかわからない。
桐原くんは表情を変えず、何も言わない。
お父様とお母様は目を見開いて驚いている。
自分があまり情けなくてしゃがみ込む。
バカ、みたい。今まで散々隠しといて、ひどいこと言って。
迷惑までかけて。絶対この気持ちは言わないって決めてた。
なのに、こんな最後の最後で言っちゃうなんて。
詰めが甘いとか、そんなレベルじゃない。
結局、自分に甘いんだ私は。自分ですらコントロール出来ないんだ。
こんな自分、いやだ。
もう、消えて無くなっちゃいたい。


