私、逆高校デビューします!


でも、なんて言うのが正しいか、何を言うべきなのか今の私にはわからない。


私だって、意味がわからないんだ。

頭の中には疑問だらけ。どうしていいかわからない。


ねえ、なんで桐原くんがここにいるの?

どうして家にまで来るの?


そこまでして追いかけられるほど私はいい女じゃない。

ましてや、桐原くんの私を好きな気持ちを利用するような女なんだよ?


そんな私のどこがいいの?

いいとこなんて全然ないじゃん。


それに私、ちゃんと桐原くんに言ったよね?

桐原くんを好きになることはないって。ハッキリ言ったよ?



ねえ、なのに。

なのにどうして君はいつも私の前に現れるの?

私が言えない言葉を、いともたやすく口にするの?


お願いだから、桐原くんのこと忘れさせてよ。

私のこと、放っておいてよ。


これ以上、私を最低な女にさせないでよ。

そんなことを思いながら私はまた、何度も嘘を重ねるんだ。