私、逆高校デビューします!



「康明……!」

ええ!?

お父様の、知り合い?


「久々だな。誠一、それに智ちゃんも」


康明、さんと呼ばれた方は2人ににこやかに微笑む。

と、智ちゃん!?
お母様のことそんな風に呼ぶ人初めて見たんだけど……

お母様とも知り合いなの?


どこが、どうなってるの?

私の頭にはハテナがたくさん。


康明、さんと呼ばれた方は2人に向かってにこやかに微笑む。

だけど、お父様の表情はあまり柔らかいものではなくどこかぎこちない。


私の直感だけど、この人、お父様のただの友人じゃない。


「お前が、何の用だ」


「安心してくれよ。今更、昔のこと言いに来た、とか仕事のことで金貸せとかじゃないから。今日は別件。

けど、話し始める前に。話し合いの場、設けてくれよ」


康明さんが笹本たち従業員さんの方を見る。