なのに私は……本当にバカだ。
勝手に好きになって、苦しくなって。
バカすぎて空笑いしかでてこない。
涙なんて出るわけない。
全部自分でやったんだから。
本当、呆れる。桐原くんにひどいことばっかり言って最低女だ。
もう、桐原くんが好きな人、だなんて言う資格ない。
私は桐原くんを傷つける言葉しか知らないから。
私の言葉は好きな人の幸せを思っての言葉じゃない。
ただ、自分を守りたかっただけの言葉。何一つ本音のない言葉。
ああ、どうしてかな
「ふふ、っふ」
こんなときに笑いしかでてこない。
私、おかしくなっちゃったのかな?
「ア、ハハ」
生徒会室のドアが開く。
顔を見られないように下を向く。
こんな子みたことない!って騒がられたら面倒だからね。


