「こうなったの、自分のせいなんだからな。危ねえことしてんじゃねーよ」
どうして、そんな優しい言葉かけるの?
いつもいつも私を助けてくれるの?
出会ったときからゆるくてだるそうで、そのくせ強引で、だけど私の困ってるときいつでも助けてくたのは、気付いたらそばにいてくれたのは桐原くんで。
桐原くんは出会ったときから全然変わってない。
その優しさも大きな手も、安心する香りも。
変わったのは……私の方だ。
あのときの私と今の私は全然別人だよ。
今の私にはその優しさが、辛い。
あのときから
安心する手を知った。
好きになる気持ちを知った。
自分がわからなくなることを知った。
苦しくて、辛い気持ちを知った。
桐原くんからたくさん、たくさん教えてもらった。
だから、私は言わなきゃいけない。


