私、逆高校デビューします!



「お前が、女子集団に絡まれてたから」


もしかして、

助けて、くれたの?


そ、っか。

ああもう。どうしよう、コントロールが効かない。

口が勝手に緩んでくる。

やっぱりどうしたって嬉しいじゃん。

こんなとき、助けてくれるなんてズルイよ。


いつも、私の手を引いて助けてくれる。



前にこんなこと、あった気がする。

自分の記憶を遡る。


私が、桐原くん関係で呼び出しくらって、それで……


あ、思い出した。

前にも私が先輩に呼び出しくらってるところを、桐原くんは助けてくれたんだ。


そんなに前のことじゃないのにとっても懐かしく感じる。