ごめんね、のん。
本当はのんが言いたいこと、わかってる。
私がお見合いしたいのかって、聞きたいんだよね。
でも、のんは私に絶対その質問をぶつけないって自信がある。
私が、本当はどう思ってても結局お見合いすることには変わらないから。
決定事項に私の意思を聞いても意味ないから。
それをのんはわかってて途中で止めたんだ。
だから、
「今日のお昼ご飯は何かな〜」
話を思いっきり変える。
もうこの話はおしまい!
気分下がるから!
「はあ……舞桜っていつも食べ物のことばかりね」
「食べ物は人を幸せにするのです!」
なんて会話をしているうちに学校のすぐそばまでやって来た。


