私、逆高校デビューします!



***


学校に向かう足取りは軽い。


「ふふんーふふーん♪」


お見合いすると決まった今、くよくよと考えてる時間はない。

今日、私がすることはすでに決まってる。

行動あるのみ。


私がいくら悩んでも結果は変わらないから

今、私に迷いはない。


昨日までみたいに寝不足じゃない。

気分もすっきりしてる。

鼻歌だって口ずさめる。


「何、舞桜嬉しそうね。昨日は倒れてたのに」


のんは半分呆れ気味。

そんなのんに私は言う。


「私ね、お見合いするんだ。日曜日に」


「え?」

立ち止まるのんに、私はニコッと笑いかけて振り返る。


「どうしたの?のん」


「舞桜は、いいの?」


「ん?なにが?」


「何って……

ううん、なんでもない」


「なにそれー、変なのん」


ニコニコと笑ってのんの先を歩く。