私、逆高校デビューします!



手が離れて、視線が合う。


「怖いならそういえば言い、泣きたいなら泣けよ」


グッと腕を引き寄せられてそのまま抱きしめられる。


桐原くんがなんでこんな私に構ってくるのかはわからない。


だけど、

力強い腕、すっぽりと収まる体。

優しい、言葉。

鼻腔を掠める香り。

安心する桐原くんの鼓動も、

息遣いも全部。


私の心に隠しきれないあったかい気持ち。


ああやっぱり