「ねえ、のん。 キス、したいなって思うのってどんなとき?」 「はい?」 のんが立ち止まって、眉間にしわを寄せる。 で、ですよね〜。 そういう反応されると思ってたし大胆すぎる質問、だけどさ 「答えて、のん」 のんには答えてもらう義務がある。 私は至って真剣なんだもん。 「はあ……舞桜がなに考えてるか全然わからない。 でも、そうね。舞桜の真剣な顔、久しぶりに見た」 のんがサラサラのストレートヘアーを耳にかける。 「だから、仕方なく答えてあげる。」 「やった!」