私が心配してるのは、 キスした相手を目の前に、まともに喋れるかどうかなんだよね。 「花音様、舞桜様。到着致しました。」 先っき軽く失恋した執事さんに声をかけられる。 「「ありがとうございます」」 のんと声を合わせてお礼を言う。 それと同時にヘリのドアが開いて一輝さんの顔が覗く。 「2人とも待ってたよ」 そう言って一輝さんがのんに手を差し伸べる。 その笑顔は爽やかだし、行動も紳士。 だけどね、あなたのせいで私が大変なんだからね!