どうせのんは放課後に生徒会だから一緒には帰れないし。
好きな時間に帰ろーっと。
もう!のんが優秀だからって生徒会に勝手に入れないで欲しいわ!
のんさんは私のなのに!まったくもう!
ふぁああ……
まあいいや、眠いから寝ちゃおーっと。
「滝川ー、帰るぞー」
机の上につっぷせた途端、頭上からそんな声が聞こえてくる。
は?なんですか、桐原くん。
帰るってなんですかい。
私は眠いのです。
どうぞどうぞ。帰るならご勝手になさってくださいませ。
私には関係のないことですからね。
ご報告ありがとうございます。
さよなら〜。