「桐原くん!私、」
先輩は顔を赤く染めて桐原くんに話しかける。
あ、先輩にも見えるということは亡霊ではない……
「俺、ブス専じゃねーよ。顔ならあんたの方が好み。」
え!違うの!?
しかも、桐原くん会話聞いてたのね!乙女の話を盗み聞きなんて趣味が悪いわ!
「だ、だったら私と!」
「つーか、その前にあんた誰?俺、滝川に用あるんで」
桐原くんは私の手首を掴んでグイグイ歩いていく。
っと、あぶない!桐原くんに急に手を引かれたもんだからこけるところだったよ。
それにしても、先輩にもかかわらずあの物ともしない態度!先輩だろうがあんた呼ばわり!さすがですね!


