「……どうして、私の言いたい事わかるのよ」
え。
下を向いて決まりが悪そうな先輩。
は、はい!?先輩ほんとに?
本気なの!?
先輩に呆れさせようと思ったのに、私の方が拍子抜けしちゃうよ。
呼び出しで締められるどころか尊敬されてたの!?
「滝川さんずるいわよ……桐原くんに構ってもらって。私なんて話かけてもいつだって気だるそうにされるだけ。滝川さんのメイク見よう見まねでやってもできないし、性格だって周りの目が気になって変えられないの。
お願い滝川さん、弟子入りさせて!私が桐原くんと話せるようにそのメイクと性格の秘訣教えてください!!」
90度きっかりに頭を下げられる。


