なんだっけな、優斗……違う、佑樹、 ん〜ゆうはついた気がするんだけどな…… って、違う違う! 「今は桐原くんの名前なんてどうでも良くて!笹本!」 「は、はいっ!」 「桐原くん、多分熱ある。さっきから苦しそうなの」 今1番重要なのはこっちだった! 私がそういうと人が変わったように急いで健康状態を確認する笹本。 「お嬢様」 真剣な笹本の声がする。 私に声はかけても視線は桐原くんに向いたままで、何か応急手当てのようなことをしている。