学校の帰り道、銀杏並木を駆け抜けて家の前の田んぼ道を右に曲がる
家の門をくぐって郵便受けの蓋をあける
色んなチラシや広告でごちゃごちゃしてる
それ等をいっぺんに手に持って玄関へ向かう
チラシと広告は台所の机に置いてその中から一つの封筒を手に取り2階の自室へ
学校かばんをベッドに置き引き出しからカッターを取り出し丁寧に封を切る
そこには丁寧な字で
“睦人くんへ”
と書かれていた
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