王子との甘い同居生活

「はっ…はっ…」




やっと離してくれた。




「息止めるとかかわいー」




「うるさいっ!」




さっきとは立場が逆転してしまった。




「怒んなって」




「もうっ!さっさと行こっ」




恥ずかしくなった私は陽向くんの腕を引っ張り家を出た。