王子との甘い同居生活

「へへっ、日曜に陽向くんと行くんだ」




そう言ってチケットを見せる。




「‥‥リア充め」




なんかボソッと言ったみたいだけど、私には聞こえなかった。




「ん?何か言った?」




「なんも!楽しんできてねー」




「うんっ」




私は早く日曜にならないかなぁと思いワクワクした気持ちでいた。