腹黒✩王子に恋してしまいそうなんですが!

それから、あっという間に午前中の授業は過ぎて昼休みになった。


だから俺は、パンとジュースを買うために悠真と一緒に購買へ向かった。


暇な奴だな…


「で、で?どうだった?どうだった?朝霧さんはいたか?」


俺に合うが直後、興味津々に質問を投げかけてくる。



俺は一旦近すぎる悠真の顔を押し返して、ため息をついた。


「お前、馬鹿か。いたもこうもないだろ。クラス同じなんだぜ」


こいつの聞きたい事がこんな事じゃないのは分かっている。


他の女とは違うタイプの奴で、俺に今まで声すらかけてくることもなくて、とにかくどんなやつなのかは気になった。



「そうじゃなくてだな!」


「…ああ……綺麗だったよ。すげー可愛かったし」


これは本心だ。