腹黒✩王子に恋してしまいそうなんですが!

からかってみたのは事実だけどさ…

ここ、桜ヶ丘高校に入学して一年。今日から俺は二年に進級するわけだが、この学校ではどちらかとういと有名なほうだ。そこそこ、かっこいいとは思う。


まあ、毎日毎日「きゃー、一ノ瀬君かっこいい」なんて騒がれてたら、自覚せざるを得えないけど…


「だって、実際そうだろ?…おっ、カナ俺たちクラス違うぜ。やだな~」


どうやら、悠真は自分の名前を見つけたらしくがっかりとうなだれている。

トボトボと昇降口の方へ向かって歩き始めたので、俺もそのあとを追うようにして歩く。

一々、大袈裟な奴だな。


「いや、俺はうるさいお前とクラス違って嬉しいけどな」


なんて、言ってみると。


「もう、酷いわっ!」


何故かオネエ言葉で顔を両手で隠して泣き真似をし始める始末。


メンドくさい…


「ただクラス違うだけだろ?」


「寂しいじゃんかよっ!」


あ?何言ってんだ?お前は俺の彼女か?


「恋人みたいな事言ってんじゃねーよ、キモイ」