腹黒✩王子に恋してしまいそうなんですが!

「はぁ‥‥‥はぁ‥‥‥っはぁ‥‥‥」



校門まで数十メートル。



流石にもう疲れた。



運動は好きだし得意な方だけど、これは本当にきつい。



家から全速力で走り続けて、約20分。



きつい。



もう本当に馬鹿だな、あたし。自業自得だ。



「あぁ、汗でベタベタ‥‥‥」



春はまだ少し寒いのにあたしはブレザーも脱ぎ長袖のワイシャツ一枚になった。



あたしだけ、ゆでダコみたいだよ~。恥ずかしいぃ‥‥‥



ゆっくりと歩きながら校門の前で待ってくれているであろう親友を目で探した。