腹黒✩王子に恋してしまいそうなんですが!

「おーい、カナ!よっ!」



俺の背中を朝からバンバン叩きながら、ニコニコと笑顔を見せてきやがるこいつは。



「『よっ!』っじゃねーよ!朝からテンション高すぎ」



「ハハっ。ごめん、ごめん。…まあ、いーじゃねか!親友だろ?」


とかナントカ言って親指をたててみせる、俺のダチ、柳 悠真(やなぎ ゆうま)

小学校からの腐れ縁で何故か高校も同じ所に。面白いやつだが、このテンションにはなかなかついていけない。


てかなんでドヤ顔なんだよ…


「……」



「えっ、ちょっと何で無言?」



「はあ、うるさい。ホント元気だよな、朝から」



「いーだろっ!」


「…意味分かんね」


ホント俺なんでこんな奴とダチやってんだ?


まあ、一番信頼できるからか…