腹黒✩王子に恋してしまいそうなんですが!

「ほんっと、ありえないよっ!何様のつもりですか??」


「はあ?俺様のつもりだけど?」


「……」


はっきりと言われてしまった。

ありえない。…この人、俺様だっ!


返す言葉も見つからず呆然と突っ立っていると、一ノ瀬君があたしの顎を掴んでクイッと上に向かせてきた。


「こ、こ、今度は何ですか?」


今度、もしキスしてこようとしたら、殴ってやる!


殴れたらだけど…


「あのさぁ…敬語使うのなしな?一応、同級生なんだし」


何故か寂しそうな表情でそんな事を言われ、あたしの胸は不覚にも『ドキッ』と大きく高鳴った。


え、やだ。なにこれ…