腹黒✩王子に恋してしまいそうなんですが!

これってもう、絶対あたしがほかの人に言えないように脅してるよね?


狸寝入りしてたなんて全く気がつかなかったもん!



それより、問題は一ノ瀬君だ。


こんな裏がある人だなんて思ってもみなかった…


美希の言うとおりだったなんて…



「へー。聞き分けはいいんだな」



一ノ瀬君は驚いたようにあたしを見下ろした。



「‥‥‥」



‥‥‥そりゃ、誰だってあんなふうに脅されたら何も言えなくなるに決まってるじゃん。



あたしは腰に両手をあてて、起こった真似をする。


…実際にまだ少し怒ってるけどね…!


でも、それは言わないでおこう…