腹黒✩王子に恋してしまいそうなんですが!

「別にバカなんか…」


少しむきになって言い返そうとしたけど、その言葉は一ノ瀬君によって遮られてしまった。



「これからはどうせ、毎日委員で顔合わせることになるんだし、別に猫かぶることも、もうないだろ。

てか、優等生でいんのも疲れんだよな、案外」



「‥‥‥はい?」



えっ、なにそれ…



「なにお前、まだ分かんねえの、俺が言ってる事」



えっ…分かるもなにも



「じゃあ、今までの一ノ瀬君って…!」



「まあ、色々と楽しいから王子様な俺を演じてるってわけ」



一ノ瀬君は、足を組んでニヤリと楽しそうに微笑んだ。



まるで、勝ち誇ったかのように。



「た、楽しい?」