腹黒✩王子に恋してしまいそうなんですが!

「は?なんだよそれ」



今度は一ノ瀬君が、分からないと言ったような表情をする。



「えっと…その…みんなにとって優しい王子…様、みたいな人じゃなかったの?」



言葉を選びながら聞いてみる。



変な事言って、怒らせるのは絶対いやだからね。



なのに、



「あー。なんだ‥‥‥そんなことか」



私が放った言葉は一ノ瀬君にとってはどうやら“そんなこと”らしい。



「えっ?どういうこと…?」



「はあ…やっぱバカなんだな」



…またバカって言われた……