腹黒✩王子に恋してしまいそうなんですが!

今、鼻で笑われたっ!



「へ~。じゃあ、何が違うのか説明してみろよ」



一ノ瀬君は机に肩肘をついてあたしを見てくる。



うっ、悔しいけどその格好もかっこいい…



ってちがーうっ!!



「うっ‥‥‥それは…その…」



あたしが何も言い返せずに口ごもって、もじもじしていれば、今度はあざ笑うように笑ってきた。



‥‥‥一々むかつくんだけどな…



「やっぱ、何も言い返せないんじゃん」



「‥‥‥ごめんなさい」



もう、ここは素直に謝っておくしかないっ!



しばらく黙って俯いていたけど、チラッと一ノ瀬君を見てみた。



「やっぱ、お前面白いな。思ってたとおり♪」



今度は、面白いイタズラを思いついた子供のように何かを考えている。


なんか、嬉しそう…



「まっ、今回は許してやるよ」