腹黒✩王子に恋してしまいそうなんですが!

何かと思ったらいきなり一ノ瀬君に手首を掴まれた。



まだ、眠たそうな目であたしを見つめたかと思えば…


にやっと意地悪そうに口角を上げた。



えっ?なに?



今度は少しあたしを睨むような目で…



怖いんですが…あたし何かした?



「あのさ…お前って人の寝顔、盗み見る変態趣味でもあんの?」



「‥‥‥へっ?」



えっ?



あたしは唖然として一ノ瀬君を見つめた。



この人、本当に一ノ瀬君?



って、それよりも、


寝顔?


変態趣味?



…ああっ!



「も、もしかしてっ、起きてたのっ?!」