腹黒✩王子に恋してしまいそうなんですが!

良しっ!気合入れて頑張ろう!!



お気に入りの猫柄のシャーペンを手に取って、もう一度問題をゆっくり解いていこう‥‥‥とか思ってたのに‥‥‥



「おーい、お前ら。朝霧と一ノ瀬、イチャついている暇があるなら問題終わらせろー」



二階堂先生が教科書で教卓を少し強めに叩いて、少し冗談めかした言葉で私達‥‥‥いや、正確に言うとあたしに注意してきた。



先生はあたしが英語が嫌いなことも英語の成績だけが伸び悩んでいることもちゃんと知っている。



それは、そうだ。担任なのだから‥‥‥



ザッと一気にクラスの子の目線があたしと王子に集まる。



黒板を見るとどうやら先生は問題を全て書き終えたらしく、更に私に無理な注文を押し付けてきた。



「よし、じゃあ、朝霧。教科書のP15からP17まで読んでみろ」