腹黒✩王子に恋してしまいそうなんですが!

そんなことを思っていると、



「由花、何ニヤニヤしてるの?変な妄想はやめてよね?」



美希が訝しげにあたしを睨んだ。



「フフッ、ごめん。何でもないよ」



美希とはずっと友達でいたいな。大事な友達だから。



ほかほかな気分になったところで、いきなり背中を冷たい物が駆け上がるような気がした。



「美希っ!嫌な予感がするっ!」



「へっ?」



今度は美希が変な声を出した。



でも、あたしの予感はよく当たる。