腹黒✩王子に恋してしまいそうなんですが!

「何ていうか、鈍いっていうか。無自覚なのね、あんたは」



「えっ?」



首をかしげて聞いてみた。



「いや、もういいよ、由花」



あー絶対今はぐらかされたよね?そうですよね?全くもー!!



メンドくさいと思われた?



さっきの気になるけど気にしないでおこう。



あたしは机に肘をついて外を眺めた。



春だな~。綺麗な桜。



丁度教室からは校門の所に大きく立ちはだかる巨木な桜が見える。



まるで、私たちを歓迎してるみたいだ。



「でも、あんたって学校じゃクールで通ってるよね」



美希の突然の一言で現実へ引き戻された。



「えっ?」



今、変な単語が聞こえてきたような気がしたのですが‥‥‥