「優花~!いつまで寝てるの!いい加減起きなさい!」 「ん~…」 お母さんの怒鳴り声により、強制的に目覚めさせられる春休みの朝。 時計を見ると、10時を示していた。 「う~ん…」 カーテンから漏れる朝の光が眩しくて、頭まで布団を被る。 『君には関係ない』 …好きな人に言われるその言葉ほど、残酷な言葉はないと思う。 …関係ないけど、関係あるんだよ!先生のバカ… 「優花~!!」 布団を被ったままじっとしていると、再びお母さんの怒鳴り声が。 「だから早く起きなさい!担任の先生から電話よ!!」