ーーーーーーーーー ーーーーー ピッピーーーー!!!!!…… けたたましいホイッスルの音で、校内戦は終わった。 …圧巻だった。 佐伯くんはまだ1年生だというのに、先輩達に負けないぐらい走り回ってて。 差なんて全然感じない。 素人のあたしが見ても佐伯くんのサッカーは、目を奪われるようなプレーだった。 「紫穂、佐伯くんすごかったね!」 「うん…うんっ!!」 気付けばフェンスにしがみ付いて、女子集団に負けないくらいの声を張り上げて応援してたため、喉がカラッカラだ。