「佐伯くん、上がらせてもらうねっ!」 ふんっ!と、佐伯くんの腕を自分の首にかけ、支えながら中に入る。 いくら年下とはいえ、180cmの長身の男。155cmの女が支えるには、当たり前だけど重すぎた。 時折よろめきながらも、必死で支える。 1DKの狭い部屋は、探さなくてもすぐにベッドが分かった。 なんとかベッドに佐伯くんを寝かせると、苦しそうに肩で呼吸してるのが分かる。 『せ…んぱ…』 薄っすら目を開けた佐伯くんが、あたしを見て安心したような顔をする。