「拓海先輩こそ、何してるんすか。もーすぐここ、学年主任通りますよ。今すぐチクってレギュラーから外された方がいいっすか?それとも、警察呼びましょうか?性的犯罪って結構罪重いっすよ、確か。」 佐伯くんはにこにこしてるけど、目がまっっったく笑ってなく、さっきまでの拓海の形相よりよっぽど怖い。 「…チッ!」 バツが悪くなったであろう拓海は、強く舌打ちをしてそそくさと部室から出て行った。 「…先輩っ!」 佐伯くんにいきなり名前を呼ばれて、ビクッと肩が跳ね上がる。 「さ…えきく………」