中間テストがおわった。

そして、只今先生達が、せっせと廊下に学年順位を張り出している。

今回は、結構点数とれて、さっきクラスに貼られた学級順位は結構上だった。…いや、正直に言ってしまおう、1位タイだった。

学年順位もあがってるかな~と、ようやく貼りおわった学年順位を見に行こうとして歩いていると、

「え~うそだろ?!直、なんでこんなに順位あがってんだよ?!」

わーわー騒いでいる男の子たちの中に、一木君がいた。

この前、私が死ぬ気で教えたテスト範囲(実はあのあと他の教科も教えた…)、できたのかな?
 
せめて、英語はあがってて欲しい…

「あっ!橘さん!」