わたしが溜め息をつくと柴ちゃんが言った
「今日の放課後、視聴覚室な」
にやっとしながら、柴ちゃんが去っていく
わたしはまた溜め息をつくとそれまで黙っていた彗人が口を開いた
「放課後行くのかよ?」
「うん..柴ちゃん最近忙しそうだし..
行かなかったらどうなるか..」
ゾクッ........ 考えただけでも恐ろしい..
柴ちゃんは意外と俺様な部分がある
まぁ、そこがいいって女子からは言われてるんだけど........
わたしは恐怖でしかない
「なら俺も行く」
思いもよらない彗人の発言に
わたしはびっくりしながら聞いた
「え!?け、彗人も!? な、なんで!?」
そしたら彗人が
「なんだよ?嫌なのかよ?
あいつと2人がいーわけ?」
って、なぜかキレながら言われた
いや、嫌っていうか....
彗人が来る意味がわからないだけで....
「いや、別に来てもいんだけど..
なんでかなって思って..」
「人数多いほうが早く終わんだろ」
って、優しい言葉 うん、確かにそうだね
ほんとに彗人がそんな優しいこと
思ってるかわからないけど
わたしは信じることにするよ、彗人......
