勢いよく玄関からでて太陽の光を
満喫していると
「おはよ..」
だるそうにねむそうにわたしに
挨拶をする男
ここにもいた..
わたしとおなじ朝に弱いやつ
「おはよー!! 朝からテンション低いな~」
ふふ、と笑いながらわたしの目の前で
あくびをかいている男の背中をたたく
こいつはわたしの幼なじみであり..
わたしの大好きな人
べつに、大好きとかじゃないしっ!!!
はぁ~、こんなんだから振り向いて
もらえないんだよね......
はぁ~~~~~~~~~~~~~
わたしが一人で落ち込んでいると
不機嫌オーラマックスにして話してきた
「朝からうるせ~な~ ねみぃんだよ」
「いつも彗人は眠そうじゃん?」
ばかにしたようにわたしは言う
「うるせー」
いつもわたしは彗人とこんな他愛ない
話をしながら学校へむかう
