俺の名前は燐夜~リンヤ~


3人兄弟の真ん中で、超がつくほどの凡人です


いや、だったんです


なぜ過去形かというと今、城の前に立ってるからです


「でっかい家だなぁ」

「そうだね、リン口空いてるよ?」

そう言ってくるのは兄貴の冬真~トウマ~
俺の2つ上の高3


「はっ、だせ」

この生意気なのが2つ下の裕太~ユウタ~