桜の花が咲く頃に。~サクラの花へI miss you~


「さようならー。」

学校が終わった。

「あ、私今日掃除して帰んなきゃ。冬花ちゃん先帰ってていいよ。」

立ち上がり言う。今日は部活も休み。

「うん。じゃあまた明日ね」

ヒラヒラ手を振って教室を出ていった。


....忘れてた。当番、一緒なのって....

ガラッ!

突然開いたドアにビクッとする。

「.........ぁ........」

そう。流々南と一緒なのだ。
しかもふたりって....

「.....。」「.....。」

「あの...さぁ....」

先に口を開いたのは、流々南だった。