「おし!ついた。ギリギリな!」


「あ~疲れたぁ!」


「奈々は何もしてねーだろ!」


「まぁそーだねー。」


靴箱を履き替えて、


「じゃあ、休み時間な!」


「私と、会えない時間。泣かないよーにねー。」


「泣かねーよ!奈々こそ泣くなよ!」


「アハハ。泣くかも。」


私は、拓哉に近ずいて、そっとキスをした。